46段の石段を登り、夫婦杉の間を通 り抜けると、文殊堂があります。 日本三大文殊のひとつです。鹿に変身して猟師に温泉の在処を教えたという鹿教湯温泉由来の文殊菩薩が祀られています。 中でも、天井に絵描かれた龍が美しいです。まるで生きているような姿に、夜になると川へ水を飲みに抜け出ていったとの言い伝えが残っています。その時に切られたという首の傷跡が、真実味を増しています。